2024年9月7日(土)
ザ・シンフォニーホール
指 揮 本城 正博 ・ 米澤 康浩
ピアノ 天本 麻理絵
ヴァイオリン 巽 愛莉
◆後援
JCDA日本合唱指揮者協会
一般社団法人音楽樹
関西合唱連盟
大阪府合唱連盟
◆プログラム
1st Stage 世界の名曲選 ~こころの深淵~
指揮 本城 正博 ヴァイオリン 巽 愛莉
祈り、願い、絶望、希望、そして普遍の真理――国、信仰の対象は違えど、人の心の深層の部分に流れるものとは何なのか。世界各国で生み出された、まさに人の精神、魂の有様を描く、珠玉の名作ステージです。ヨーゼフ=カライの「De profundis (深き淵より)」、モートン=ローリゼンの「O Magnum Mysterium(おお、大いなる神秘)」、唐代の詩人・白楽天(白居易)の世界を透き通るようなハーモニーで現したエリック=エシェンバルスの「Ancient Prairie (古原の草)」。そして2024年に生誕200年のメモリアルイヤーを迎えたアントン=ブルックナーの名曲「Christus factus est (キリストは従順であられた)」――。我らがマエストロ、本城正博が厳選した深い精神性の世界をご堪能いただけるステージです。
O Magnum Mysterium 作曲 Morten Lauridsen
Christus factus est 作曲 Anton Bruckner
De profundis 作曲 József Karai
Ancient Prairie 作曲 Ēriks Ešenvalds
2nd Stage 混声合唱組曲「筑後川」 作詩 丸山 豊 作曲 團 伊玖磨
指揮 本城 正博 ピアノ 天本 麻理絵
2024年は、作曲家・團伊玖磨氏の生誕100周年。この記念すべき年にあたり、半世紀以上にわたり合唱を愛する日本の人々に大切に歌い継がれてきた作品「筑後川」をお届けします。筑後川…それは阿蘇に一滴のしずくとして生まれ、試練を超え、様々な出会いを経て、愛を覚え、世の営みの役に立ち、最後に大海に注ぐ。私たち人間の一生とも重なるその流れの姿が、様々な表情とともに描かれています。日本における合唱音楽の発展の礎とも言える不朽の名作です。
Ⅰ. みなかみ
Ⅱ. ダムにて
Ⅲ. 銀の魚
Ⅳ. 川の祭
3rd Stage 邦人作曲家名曲ステージ ~いのちということ~
指揮 本城 正博・米澤 康浩 ピアノ 天本 麻理絵
生きているということ いま生きているということ――。私たちにとって生きるということは何を意味するのでしょうか。「死」と対比する意味での「生」、自らの命に意味を持たせるための「生」、永遠の眠りにつくものを弔うための「生」、私たちの命を未来につなぐための「生」――。信長貴富氏による「リフレイン」、上田真樹氏の「鳥」、松下耕氏による「出発」、三宅悠太氏の「子守唄」、そして三善晃氏の「生きる」。日本を代表する作曲家が描く、さまざまな「いのち」の形。そこに深く込められたメッセージとともに、その多様な音楽の世界を味わえるステージです。
無伴奏混声合唱のための「鳥」
作詩 谷川 俊太郎 作曲 上田 真樹
混声合唱曲「出発」
作詩 山崎 佳代子 作曲 松下 耕
子守唄 -立原道造の詩による小さなレクイエム-
作詩 立原 道造 作曲 三宅 悠太
-ピアノのための無窮連祷による-「生きる」
作詩 谷川 俊太郎 作曲 三善 晃
リフレイン
作詩 覚 和歌子 作曲 信長 貴富
4th Stage Messe pour double chœur a cappella(無伴奏二重合唱のためのミサ曲)
作曲 Frank Martin 指揮 本城 正博
フランク=マルタン(Frank Martin、1890-1974)は、スイスの作曲家であり、その代表作である本作「無伴奏二重合唱のためのミサ曲」は、20世紀を代表するミサ曲として、非常に高い評価を得ています。マルタンはシェーンベルグの十二音技法を独自に進化させたことで有名ですが、本作で多用されているグレゴリオ聖歌的アプローチからは、プロテスタントとしてのマルタンの信仰心の厚さが伺えます。その豊かな表現力と、本作の象徴ともいえる2群・8声によるステレオ的な音像、そして迫力と繊細さを兼ね備えたハーモニーがお楽しみいただけます。
Kyrie
Gloria
Credo
Sanctus
Agnus Dei
Encore Stage Ancient Prairie
作曲 Ēriks Ešenvalds
指揮 本城 正博 ヴァイオリン 巽 愛莉
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